
間食は上手に付き合えばダイエットの強い味方になってくれるんですよ!
この記事では、ダイエットサポートをする管理栄養士が間食の上手な活用法を解説。
最近はコンビニで美味しく食べ応えのある健康志向の商品をよく見かけますよね。
実際にセブンイレブンでおすすめの商品を選んでみたのでぜひ参考にしてみてください♪
糖質コントロールダイエットがおすすめ

※糖質コントロールダイエットはもう知ってるよ~って方は商品紹介へ!
この記事では【糖質コントロールダイエット】をもとに話を進めていきます。
カロリー制限やファスティングなど様々なダイエット方法が存在しますが、
糖質コントロールダイエットは以下の理由からおすすめです。
- 面倒なカロリー計算は一切不要!
- 時間や内容を選べば極端な食事制限や我慢は不要!
- 不調が起きにくく、安全に取り組める
- 臨床の場でも取り入れられる食事法
カロリーや食事量を気にすると、当然間食はNGになりますよね・・・
糖質コントロールは、血糖値の乱高下が起きない食べ方さえ気を付ければ良いので、
間食を楽しみながら無理なく減量を目指すことが可能です。

持病があり、食事の指示や制限がある場合は必ず主治医に相談してください。
ダイエット中に間食をするときのポイント

ダイエット中の間食は以下のポイントを意識しましょう。
- 糖質(もしくは炭水化物表記)が15g以下のものを選ぶ
- できるだけ16時までに楽しむ(時間は早めを意識)
- 不足しがちな栄養素を補う(たんぱく質や食物繊維など…)
- 良質な脂は適正量摂ってもOK
- できるだけ噛み応えのあるものを選ぶ
食べる時間や質を工夫することが、無理のないダイエットを成功させるコツです。
ダイエット中は間食を上手に取り入れるべし!

間食を取り入れるメリットは以下の3つです。
- 食事のドカ食いを予防する
- 足らない栄養素を補える
- 血糖値をコントロールできる
順番に説明していきますね。
食事のドカ食いを予防する

ダイエットサポートでは1食当たりの食べ過ぎを防ぐために、❝分食❞を勧めることがあります。分食≒間食とも捉えられます。
1日当たりの食事量は変わらないですが、
時間を分けて食べることでお腹が満たされ、夕飯で食事量を調整しやすくなりますよね。
活動量が減る夜は糖質がエネルギー消費されにくいので、体脂肪として蓄えられます。
分食は夜に摂る糖質量を減らすことで、戦略的に体脂肪の合成を避ける狙いがあるんです。
足らない栄養素を補える
忙しい現代人は、1回の食事から必要な栄養素をすべて摂りきるのは困難です。
人の身体はよく車に例えられます。
潤滑油にあたる食物繊維、ミネラルやビタミンは現代人のほとんどが足りていない栄養素。
どんなに立派なデザインやガソリンが満タンな車でも
潤滑油がなければ車のエンジンはうまく回らず、錆びや故障の原因になってしまいますよね。

食事だけで摂れない栄養素は、サプリメントや間食から補いましょう♪
血糖値をコントロールできる
間食した方がいいってホント!? ドカ食いすると体脂肪がつきやすくなる理由/ダ・ヴィンチWeb
間食を上手に摂り入れるとグラフのように血糖値の急上昇が抑えられます。
空腹期間が空きすぎると、血糖値は次の食事で大きく反応して急上昇!
血糖値を下げるべく、インスリンというホルモンがたくさん働きだします。
すると、糖が中性脂肪に代わって体脂肪としてどんどん蓄積されていくことに。

食事を抜いてしまうとかえって太りやすくなるんだにゃ・・・

一方で糖質の高いものを摂りすぎても逆効果なので、選び方が重要なんですよ。糖質コントロールに向いているコンビニ商品を実際に紹介していきますね♪
セブンイレブンで買えるダイエットにおすすめの間食

ここからはセブンイレブンで買える商品を3パターンに分けてご紹介します。
今回は3つの店舗を実際に回って探してみました!
店舗や時期によって在庫状況が変わることもありますのでご注意ください。
しょっぱいものが食べたいときの間食
①トリュフナッツ

- エネルギー:226kcal(腹持ちが良い)
- たんぱく質:6.9g
- 脂質:19.7g(質の良い脂)
- 糖質:2.3g(低糖質でGood!)
- 食物繊維:3.0g(腸内環境を整える)
- 食塩相当量:0.3g

ナッツは細胞の老化を防ぐビタミンEや質の良い脂、腸内環境を整える食物繊維が豊富で腹持ちが良いのが特徴。トリュフ風味でやみつきの味です♪
②乾燥させた生ハム

- エネルギー:35kcal
- たんぱく質:5.6g(身体を作る大事な材料)
- 脂質:0.8g(低脂質であっさり)
- 糖質:0.9g(低糖質でGood!)
- 食物繊維:0.8g
- 食塩相当量:1.7g

噛めば噛むほどうま味が増して美味しいにゃ♡低脂質だから筋力アップにも最適!
③チキチキボーン

- エネルギー:166kcal
- たんぱく質:5.3g(身体を作る大事な材料)
- 脂質:14.3g(1袋で食べ応え抜群♪)
- 糖質:3.9g(低糖質でGood!)
- 食物繊維:0.1g
- 食塩相当量:0.6g

おやつはポテチ派な人におすすめ!レモン味もあってそちらもGood♪
④ミーノ

- エネルギー:164kcal
- たんぱく質:4.0~7.7g(身体を作る大事な材料)
- 脂質:12g(1袋で食べ応え抜群♪)
- 糖質:4.4~11.1g(低糖質でGood!)
- 食物繊維:0.08~4.6g(腸内環境を整える)
- 食塩相当量:0.2~0.3g

材料はそら豆、油、塩とシンプル。素材の美味しさが生かされたお菓子で私の気に入りです!
⑤いわしせんべい柚子しょうゆ

- エネルギー:46kcal
- たんぱく質:6.4g(身体を作る大事な材料)
- 脂質:0.4g
- 糖質:3.7g(低糖質でGood!)
- 食物繊維:0.9g
- 食塩相当量:0.4g
- カルシウム:143mg(不足しやすい栄養素)

小魚の骨にはカルシウムやビタミンDという不足しやすい栄養素がたっぷり♪心の安定や様々な病気の予防に役立ちます。
甘いものが食べたいときの間食
①フィナンシェ(セブンプレミアム)

- エネルギー:192kcal
- たんぱく質:3.0g(身体を作る大事な材料)
- 脂質:13.6g(1個で食べ応え抜群♪)
- 糖質:14g(低糖質でGood!)
- 食物繊維:0.7g
- 食塩相当量:0.1g

発酵バターで、香り高く質の良い素材を使用した満足感のある贅沢な1品!ぼくのお気に入りにゃ~
②食物繊維と鉄分がとれるオーツ麦ビスケット(ヘーゼルナッツ&ココア味)

- エネルギー:166kcal
- たんぱく質:2.6g(身体を作る大事な材料)
- 脂質:10.6g
- 糖質:12.1g(低糖質でGood!)
- 食物繊維:5.0~7.2g(腸内環境を整える)
- 食塩相当量:0.1g
- 鉄3.3~6.6mg(女性が不足しやすい栄養素)

ザクザクとした食感とナッツの風味が最高。低糖質で鉄や食物繊維まで補えるお菓子はなかなかめずらしいです♪
③かじるガトーフロマージュ2種チーズ仕立て

- エネルギー:209kcal
- たんぱく質:3.6g(身体を作る大事な材料)
- 脂質:13.9g(1個で食べ応え抜群♪)
- 糖質:17.3g(洋菓子の中でも糖質少な目)
- 食物繊維:0.1g
- 食塩相当量:0.38g

ずっしりと濃厚!食べ応えがあるからこれ1個で大満足にゃ♡
④くちどけいちご

- エネルギー:49kcal
- たんぱく質:0.4g
- 脂質:0.1g(低脂質であっさり)
- 糖質:10.6g(低糖質でGood!)
- 食物繊維:1.1g(腸内環境を整える)
- 食塩相当量:0g

凍っているのに柔らかくて不思議な甘いいちご。アイス感覚で召し上がれ♪
⑤チョコバナナスティック

- エネルギー:120kcal
- たんぱく質:1.0g
- 脂質:5.8g
- 糖質:15.2g(低糖質でGood!)
- 食物繊維:1.1g(腸内環境を整える)
- 食塩相当量:0g

カットされているタイプのチョコバナナは意外と糖質が高いので、スティックタイプを選ぼう◎
作業の合間に最適!手軽に小腹が満たせる間食
①風味を楽しむ紅生姜天

- エネルギー:145kcal
- たんぱく質:10.9g(身体を作る大事な材料)
- 脂質:6.0g
- 糖質:11.7g(低糖質でGood!)
- 食物繊維:0.5g
- 食塩相当量:1.9g

一口サイズなのでそのまま開けて食べられる。同シリーズの玉ねぎ天もおすすめです♪(レジでつまようじやお箸をもらってね)
②冷たいじゃがいものスープ(シェフズリザーブ)

- エネルギー:87kcal
- たんぱく質:1.5g
- 脂質:5.3g
- 炭水化物:8.2g(低糖質でGood!)
- 食塩相当量:0.7g

ワンハンドで温め不要だから、デスクでサクッと小腹満たしができて便利!コーンやかぼちゃバージョンも低糖質なんだにゃ。
③カニカマバー

- エネルギー:80kcal
- たんぱく質:10.9g(身体を作る大事な材料)
- 脂質:0.5g(低脂質であっさり)
- 炭水化物:8.3g(低糖質でGood!)
- 食塩相当量:1.7g

ワンハンドで手が汚れない。噛み応えがありうま味も強いので、これ1本でお腹がしっかり満たされます。
④お手軽カットフルーツ皮むきりんご

- エネルギー:46kcal
- たんぱく質:0.2g
- 脂質:0.1g(低脂質であっさり)
- 糖質:10.5g(低糖質でGood!)
- 食物繊維:1.0g(腸内環境を整える)
- 食塩相当量:0.1g

噛み応えがあって、さっぱりしているので気分のリフレッシュに最適♪
⑤かじるショコラケーキ生チョコ仕立て

- エネルギー:194kcal
- たんぱく質:3.4g(身体を作る大事な材料)
- 脂質:12.3g(1個で食べ応え抜群♪)
- 糖質:16.6g(洋菓子の中でも糖質少な目)
- 食物繊維:1.6g
- 食塩相当量:0.07g

手が汚れにくくて食べやすい!濃厚な甘さでやみつきの美味しさにゃ♡
意外とやりがちなNGチョイス3選
糖質コントロールダイエットでは、以下の間食はあまりおすすめできません。
- スムージー、野菜ジュース
- 甘い飲み物
- 和菓子
スムージー、野菜ジュース

液体になった果物や野菜は糖度が高く、血糖値の急上昇を招くので太りやすい原因に。
身体の中で消化・吸収される速度は、物理的に大きいものの方が時間がかかります。
その分血糖値も緩やかに上がるので、インスリンの分泌量を節約できるんです。
健康のために野菜や果物を摂るなら、丸のままよく噛んで食べられるものを選びましょう。
甘い飲み物

飲み物に入っている「果糖ブドウ糖液糖」は、ダイレクトに中性脂肪に変わってしまいます。
スルスルと気軽に飲めて、お菓子よりダメージが少ないように感じる甘い飲み物。
実は、短期間で体重が一気に増えてしまう大きな原因だったりするんです。

夏の暑い時期はスポーツ飲料の飲み過ぎに気をつけなきゃ…!

人口甘味料を使ったダイエット飲料は血糖値を上げないメリットも。どうしても甘い飲み物が欲しいときの代用にいかがでしょう◎
和菓子

糖質の切り口では、和菓子より洋菓子がおすすめです。
成分表を見ると、フィナンシェと羊羹でこんなにも糖質量に差があることが分かります…!

ミニサイズの羊羹より、意外と重ためのガトーショコラやチーズケーキの方が低糖質なんです。

ダイエットサポートでは、良かれと思って選んでいた低カロリーな和菓子が原因で痩せないケースをよく見かけます(涙)
まとめ

- ダイエットには糖質コントロールがおすすめ!
- 間食を上手に摂ることで血糖値を安定化させる
- 血糖値が安定すれば食後に体脂肪が合成されにくい
- 糖質コントロールなら和菓子より洋菓子を◎
- 糖質表記が15g以下のものを選ぶ
- 間食はなるべく早めに楽しむ(16時までが理想)

これなら無理せず楽しくダイエットが続けられそうだにゃ♪
最近ダイエットを始めたんだけど、間食はさすがによくないかにゃ・・・